いよいよ梅雨入りしてアジサイの季節になりました。我が家の裏庭のアジサイも雨に打たれながら花を咲かせてくれました。
太宰治は富嶽百景のなかで「富士には、月見草がよく似合ふ」と書きましたが、紫陽花には雨がよくにあいますね。
うちの紫陽花は少し青みが薄いようです。ウィキペディアによると「一般に「土壌が酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」と言われているが、土壌のpH(酸性度)は花色を決定する要因の一つに過ぎない。」のだそうです。「また、初めは青かった花も、咲き終わりに近づくにつれて赤みがかかっていく。」とも書かれています。そういわれてみると、肥料や日当たりなど手入れの行き届いた家の庭のアジサイも、ほとんどほったらかしの裏庭のアジサイも同じ色をしています。若干色が違ってもいいような気がするのですが、そうでもないところを見ると単純に色は決まらないようですね。
色についてはしばらく様子を見ていきたいと思います。