昨年の10月に閉店が発表されていた新潟大和店が昨日(6月25日)で営業を終了しました。
1943年から66年もの間、古町と良い時代も苦しい時代も共にした老舗百貨店です。新潟に来て15年しか経っていない私にとっては、踊るウサギたちが一番の思い出でした。越してきた年の冬にクリスマスの名物と聞き、ウサギを見るためだけに古町に足を運んだことを思い出します。
しかし、その後はウサギたちのこともすっかり忘れていましたが、我が家の長男が見てみたいというので15年ぶりにラビッツに会うために古町に出掛けました。19日土曜日の午後、ダンシング・ラビッツが踊るショウウィンド前はたくさんの人だかりでした。
小さな子どもたちの笑顔、写真をとる親子や若者、プチTDLのような雰囲気で、お店が閉店するということがなければとてもHappyな時間を過ごすことが出来ました。
帰りのバスの中で長男は「夏にクリスマスソングなのが残念」とつぶやいていましたが、家に帰ってから次男や夫に一生懸命ラビッツの話をして、もう見られないことを残念がっていました。
私も、もう見られないのは本当に残念と思っていましたが、地元商店街がクリスマスにダンシング・ラビッツを復活させることを検討しているとの新聞記事を発見しました。もしかしたら再びラビッツに会うことができるかもしれません。
どうか、かわいいクリスマスの名物が失われませんように。