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主人の実家は長岡市(旧栃尾市)なので、雪深い所です。今週末も20センチくらい降ったようです。

積算で2mは超えてますね。

で、主人から聞いた中越地方の雪かきレクチャーです。

<呼び名>

  • 雪ほり-相当雪が深いときにこう呼ぶ(たいていはこう呼ぶ)。道路の雪を無くすなんてレベルでは無し
  • 雪かき-雪がちょっと積もったときに呼ぶ(道路が見える状態にする感じ)
  • 雪いじり-春になって、隅っこに雪が固まっているのを早く溶けるように崩すこと

<道具>

  • シャベル-鉄製のやつ、地面をたたいてもへこまない
  • スコップ-アルミのやつ、軽いけどアスファルトをたたくとへこむ
  • スノーダンプ-雪をがさっと押しやる。力がいる。屋根の角度に合わないとつかいにくいらしい。
  • かんじき-屋根の雪下ろしにつかう。ずぼっと足が潜らないように。長靴に装着する。必需品
  • すげがさ(単に笠と呼ぶ)-雪が降ってきても頭に直接かからない。角度が良くて見通しがよい

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と、こんな感じで、実はこれらの道具には雪国のノウハウがたくさん詰まっているのです。

道具は変われどおそらく昔から、ノウハウは変わっていないのだと思います。

ついでに主人の実家の前の道の写真です。今は自家用除雪機があるので地面が出ていますが、昔はそんなものなかったので

人力で毎日掘っていました。これが雪国の人のDNAだと思います。

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