11月の初旬に大河津分水に行ってきました。長男が、その前の週に社会科見学に行ってきて、どーしてもみんなにも見せたいということで、寒い中しぶしぶでした。
お天気もまずまずだったので、ドライブ気分でまずは関屋分水路に行って、関屋分水資料館を見てきました。関屋分水路の役目や歴史等が模型や写真などの説明でわかります。
次に本川大橋に行きました。この堰は本川(信濃川)側に設けられている堰です。この堰の役目は、門の開閉で関屋分水路に流す水の量を調整することができます。
最後に 大河津分水路に行きました。この辺から天気が悪くなってきて寒くなってきました。
急いで、資料館に入って、展示物を見ました。4階建ての立派な資料館です。展示物もたくさんあって、いかに大がかりな工事だったのかや、水害から越後平野をまもっているなどがわかります。
映画や模型やからくり芝居など本当に良く出来ています。いちおしです。
そのあと、鮭の遡上を見に行きました。
数日前から中越地方では雨が多かったため、水量も多く、水が濁っていました。鮭にとっては絶好の遡上日よりでした。(長男が社会科見学で行ったときには水量も少なく、水がきれいだったため、1匹も見られなかったそうです)10分ほど魚道観察室にいましたが、何匹もの鮭が遡上するのが見られました。ただ、水が濁っていたことと、シャッターを押したときには通りすぎていたため、うまくとれた写真は1枚もありませんでした。
で、唯一撮れたのが、このヤツメウナギです。口がべったりガラスにひっついていて、とてもグロテスクでした。
こうして、新潟の大きな堰をまわってみて、新潟の歴史や水との関わりを肌で感じることができました。最初は、渋々でしたが、こうしてみるとまさに社会科見学でした。
新潟の「堰」マニアになりそうです。