Pocket
[`evernote` not found]

本日は、鉄分をたっぷり注入して参りました。

と言っても鉄欠乏症貧血の治療ではありません。

「鉄道」好きな長男のために朱鷺メッセで行われている新潟鉄道博に行って来ました。

DVC00104

我が家の長男は、自他共に認める鉄オタで、つい先日もムーンライト越後で東京へ行き「乗り鉄」「撮り鉄」三昧をしてきたばかりです。主人がお盆休みを利用して、この「鉄オタ28時間の旅」に同行しました。

「好きこそものの上手なれ」などと言いますが、鉄道好きが長男にどう影響するのか楽しみでもあり心配でもある今日この頃です。

さて、今日は夏休みとは言え平日ですから、鉄道博の会場も、ちょうど良いスキ具合で、長男がお目当てにしていた鉄道シミュレーターもすぐに体験することが出来ました。

展示のなかで一際目を引くのは、ドイツ・コッペル社製の軽便蒸気機関車「コッペル号」で、大正から昭和にかけて新潟県上越市の新黒井駅と浦川原駅の間で運行していたものを、現在はNPO法人「くびきのお宝のこす会」が保存しているとのことでした。

驚いたことに、この「コッペル号」は、2010年10月に行われたイベントで乗客を乗せて40年ぶりに運行したのだそうで、鉄道にあまり興味のない私でも、この可愛らしい機関車が蒸気を吐きながら走る勇姿を思い浮かべて感動してしまいました。

DVC00106

40年ぶりでも、ちゃんと動くなんて、作りが良いのか、日頃の管理が良いのか、どちらも良いのでしょうが、そこに携わった人たちの技術と誇りの結晶が目の前にあるような気がしました。

長男よ!「好きこそものの上手なれ」だよ。